リハビリテーション

孤独死対策に最適な介護療養型医療施設の特徴

孤独死は、身の回りに家族や世話をしてくれる人がいないために、病気やケガで倒れたときに救急車を呼ぶことが出来ず、亡くなってからしばらくの間発見されないということが大きな問題です。

そこで孤独死対策として、施設に入所することがあります。
高齢者が入所できる施設はいろいろありますが、そのひとつに介護療養型医療施設があります。

介護療養型医療施設の特徴は、長期にわたり医療・介護を必要とする人が生活するために必要なサービスを提供することです。
そのため、比較的介護の必要性が低い要支援1や要支援2に認定された人は入所する事ができません。
原則として、65歳以上で要介護1以上に認定された人のみが対象になります。
ただし、60歳から65歳の人でも、痴呆症のように介護の必要性が高い人の場合には、例外的に入居が認められることがあります。

介護療養型医療施設で提供されるサービスは、日々の生活に必要な食事の提供や、入浴の支援などです。
医療に関してはバイタルチェックによる体調管理、胃ろうや点滴、酸素吸引など生活面に比べて充実していることも特徴のひとつです。
また、リハビリが必要な人に対しては、個人プログラムが組まれるなど、健康を維持しやすい内容となっています。

入居一時金は必要ありませんが、月々の料金は他の施設よりもやや高めで、平均9万円から17万円です。

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