孤独死対策に有効な介護付有料老人ホームの特徴
近年、超高齢化社会が抱えている課題のひとつとして、孤独死があります。
高齢になるにつれて、だんだんと近所づきあいも疎遠になり、最終的に孤独死という悲惨な状況になってしまうケースも増えてきています。
有効な手段のひとつとして、介護付有料老人ホームを利用する方法があります。
介護付有料老人ホームは、食事、掃除、洗濯、入浴、排泄など日常生活を維持するのに必要なことに対する介護サービスを提供してくれる施設です。
基本的には、65歳以上の方が入居の対象者ですが、認知症や胃ろうや気管切開で医療的なケアが必要な方でも入居が可能な介護付有料老人ホームもあります。
基本的には、介護を必要とする方のための居住施設と言うのが特徴ですが、健常者が入居できる施設もあります。
入居には、入居一時金と月額利用料が必要になります。
入居後にかかる月額利用料には、家賃はもちろんですが、管理費、水道光熱費、食費がかかります。
その他、1割自己負担となる介護保険料が必要です。
介護度の状況に応じて、それぞれ医療費やおむつ代などの費用も算定されます。
自宅で、誰にも気づかれることなく亡くなってしまう孤独死対策としても、介護付有料老人ホームが担う役割は、これからもさらに大きくなるでしょう。