富裕層の間でステータスになりつつある高級有料老人ホームで孤独死に備える
高級有料老人ホームとは
高齢者向けの住宅や施設はいろいろありますが、一般的に有料老人ホームは中でも比較的高所得者向けの施設だと言われています。
もちろん、有料老人ホームの中でも一般的な高所得者向けの施設から、富裕層や超富裕層向けの施設までさまざまです。
富裕層や超富裕層向けの有料老人ホームとなると、入会金が1億円というところもあります。
当然ながら、設備やサービスは一般的な有料老人ホームとは比較になりません。
さながら高級ホテルと言ったところです。
実は、高齢の富裕層にとっては一種のステータスになっているのです。
入居しているのは経営者、弁護士、医師などが多く、入居率も100%というところが少なくありません。
高級有料老人ホームのサービス
たとえば食事に関してですが、ある高級住宅街にある高級老人ホームでは30種類以上のメニューが揃えられていて、週末に家族と一緒に食事をしながら楽しいひとときを過ごすこともできます。
また、有名寿司店が出張して握りずしを振る舞ってくれることもあります。
富裕層・超富裕層向けの高級有料老人ホームの特徴は、医療・介護の設備やサービスが充実していることです。
中には24時間体制で医師と看護師が常駐しているクリニックが併設されていて、いつでも受診することが可能です。
普段の生活を充実して過ごせるように、様々な設備が整っているのも特徴のひとつです。
たとえばシアタールームやトレーニングジム、ビリヤード場、アトリエ、図書室などの他、囲碁や将棋を楽しむことができる施設が多いようです。
また、歌舞伎鑑賞や紅葉狩りなども定期的に行われているところもあります。